観音崎京急ホテル探訪記
梅雨入り前の某日、神奈川・横須賀にある観音崎京急ホテルに行った。
はじめて行ったのだが、思っていたよりロケーションの良い場所ですっかり気にいってしまった。
このちょっとひなびた感のある外観がツボ。南の島の小さな空港のようなたたずまい。
ロビーからの眺めもすばらしい。
実はこの日のメインの目的はおふろ。ホテルの敷地内にある「SPASSO」というスパ施設に来たんである。
ホテルの本館からスパへと、まるで裏オアフの住宅地に迷い込んでしまったかのような小道を歩く。(いやちょっと使ってみたかったの「裏オアフ」ってことばを)
こちらがSPASSOの建物。本館とはちょっと離れて建っている。外観は少し年季が入ってきている感は否めないが、中はアジアンテイストの内装で清潔にされていた。浴場はそんなに広くない印象で、入浴設備もいたってシンプルな施設だったが・・・
(画像出典:遊び予約/レジャーチケット購入サイト「asoview!(アソビュー)」)
なんといってもここの魅力はこの露天風呂。
目の前に解放感のある芝生の庭が広がり、さらにその向こうには真っ青な海(浦賀水道)。遠くには房総半島らしき島影も見える。
そして海上を行き交うは外国の大型船にクルーザー、白いヨット・・・
まるで歌の世界ぢゃないの!もうパスポートなんかいらない(うそ)。
まさかの近場で至福のひとときを味わった。
※浴場内は撮影禁止のため、asoview!さんの広告掲載用の許可画像を使用させていただきました。
おふろを堪能した後は、本館にもどってレストラン「浜木綿」さんでランチバイキングをいただく。かなりカジュアルな雰囲気だが味は良い。特にこの日はまぐろ丼やブリのカルパッチョといったシーフード系が新鮮でおいしかった。(盛り付けの配分間違え、東南アジアの屋台めしのような状態に 汗)
すっかり気に入ってしまったので、今度小旅行で来てみようかという話になり、そういえばさっきスパから戻る途中にコテージみたいなのがあったというので調べてみたら
コテージじゃなく、グランピングという最近流行りの超ハイソなキャンプ施設なのらしい。宿泊料金は最低でも一泊一人あたり2万5千円ぐらいする。ひゃー。しかも客室棟は3棟しかないらしく、予約はまさに争奪戦の由・・・
というわけなので、万年エコノミークラスなわたしは遠くから眺めるだけにする。
奥に見える木箱のようなものが、そのグランピング用の客室なのらしい。建築家・隈研吾氏設計だそうだ。何もかもがらぐじゅぁぅりーなのね・・・。
・・・と、今回はわずか数時間の滞在だったが十分リフレッシュできた。いつか横須賀観光も兼ねてまたゆっくりときてみたい。