消灯時間です

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今日のアドリブ 気ままに書きます

東京さんぽ【都電ぶらり旅】

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史上初の10連休に沸いた今年のGW。が、我が家は夫の仕事柄、2分の1の5連休なうえ、遠出の計画を立てようにもすっかり出遅れてしまって希望の旅先はどこも手配できず・・・。おとなくしく家でのんびり過ごすことにしましたが、せっかくの機会だからと、普段休日が合わずなかなかジョイントできない友人夫妻とともに、都電荒川線の旅に出かけることにしました。

 

三ノ輪橋【始発駅】

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4月某日。なんだかすっきりしない天気で幕明けとなった今年のGWだったが、この日は運よく青空に恵まれた。午前11時、始発駅の三ノ輪橋(東京・荒川区)で友人夫婦と待ち合わせ。なんとなく昭和風情のレトロな街並みに気分があがる。

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旅を始める前にまずは駅の敷地内にある都営交通案内所「三ノ輪橋おもいで館」に行き、都電一日乗車券を購入。

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 大人は400円で一日乗り放題。
   3回乗れば元がとれる計算なのでこれは買いです。
 
 そういえば都電荒川線っていつのまにか「東京さくら
 トラム」という名前になってたのね。
 なんでもカタカナになっちゃう時代でございます・・・。



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さて乗車券もゲットできたのでいよいよ出発です。

 

荒川車庫前【都電おもいで広場】

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三ノ輪橋から電車に揺られること20分。まずは荒川車庫前で下車し、駅の目の前にある「都電おもいで広場」に立ち寄った。

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広場内には都電の旧型車両が2両設置されていて、中を自由に見学することができる。

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少年時代を東京・北区で過ごした夫は、当時都電は日々の生活に欠かせない存在だったそうで、特にこの黄色い車体には強烈なノスタルジーを感じるんだとか。思い出の車両の運転席に座ってご満悦の様子。(撮影:友人X氏

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こじんまりとしていたけれど、なかなか楽しい場所でございました。

 

荒川遊園地前あらかわ遊園

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さて、次はわざわざ一駅分歩いて戻って、営業していないことを知りつつわざわざ改装中で長期休園中のあらかわ遊園を訪ねてみるというかなり物好きな行動に出てみた。案の定工事用のフェンスが張り巡らされていて内部の様子は見えない。周辺もほとんど人が歩いておらずとてもGWとは思えない静けさだ。周りの駄菓子屋さんの類もどうやら遊園地の休園に合わせ、しばらくお店を閉めているよう・・・。「たこせん」で有名なふく扇さんも、店の前まで行ってみたがこちらも残念ながらお店は閉まっていた。

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では、再び駅に出て西を目指します。

 

梶原【都電もなかを買う】

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さて今度は荒川遊園地から二つ目の「梶原」でまたすぐに下車。駅前の商店街にある「華匠 明美」さんに行き、名物「都電もなか」を購入した。数えるときは1個2個でなく1輛2輛と数えるのがいい。軽いおやつにするつもりで5輌入りを買ったのだが、後々食してみたらこれが予想以上においしくて「20輌ぐらい買っとくんだった」と後悔。よけいなものが入っていない感じの昔ながらの素朴な味で好みの味だった。これはまた買いにいかないと。

 

王子駅前【JR王子駅付近~飛鳥山公園旧古河庭園

みんなの腹時計が鳴り始めたので、JR王子駅周辺でお昼にすることに。なんとなく店構えに魅かれて入った居酒屋・半平さんで、お昼の定食と名物だという玉子焼き、そして休日の醍醐味である昼ビールをいただく。客あしらいもよく、知らずに入ったわりにはとても良いお店だった。気持ちよくお店を後に。

半平

食べログ 半平

 

飛鳥山公園

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(@2015年撮影)

次に訪れたのは飛鳥山公園。ここでは諸々の事情から写真を撮りそびれてしまったので、数年前に訪れた際に撮った園内の児童公園内にあるけっこうリアルな象のすべり台の写真を置かせていただきます・・・。このときはほとんど人がいない静かな公園だったが、今回はさすがGWだけあってかなりの人出。象のすべり台もこの日ばかりはゾウさんの姿が見えなくなるほどおびただしい数の子どもたちが群がっていた。
連休とはいえ、大の大人4人が児童公園内を手持ちぶさたにブラブラするのも何やらアヤしげなので、近くにあった小さな博物館に小休憩がてら入って見学することに。園内には小ぶりの博物館が3つあって(飛鳥山3つの博物館)、今回はそのうち隣り合って建っていた2つの博物館(北区飛鳥山博物館と紙の博物館)を見学。入館料が300円/館とリーズナブルなのがありがたい。もう一つは新一万円札の顔になる渋沢栄一氏にまつわる博物館(渋沢資料館)だったが今回は時間の関係でスルー。旬の話題的にはこちらこそ訪れておくべきだったかもしれないが、またの機会にとっておくことにした。

旧古河庭園

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飛鳥山公園を後にし、今度は20分ほど歩いて旧古河庭園へ。前々から一度来てみたいと思っていた場所だったがやっぱりジョサイア・コンドル設計の洋館がすばらしい。期待を裏切らない。今はもうこういう家は、耐震云々だとかいろいろハードル高くてなかなか建てられないんでしょうね・・・。

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洋館の前の庭には季節の花々が咲き乱れていた。バラにはちょっと早かったようだ。
平成の終わりに「プリンセス・ミチコ」さま。感慨深い。

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日本庭園内にある茶室。一服500円でお抹茶と干菓子がいただける。緑の中でひとときの清涼感を味わった。春と秋のみ営業とのこと。

このあとは時間短縮のため、庭園前から北区コミュニティバスを利用。再び飛鳥山公園付近へ戻り、再び都電に乗ってさらに西へと向かいます。


庚申塚【巣鴨地蔵通商店街】

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荒川区、北区を経て、都電の旅の舞台は豊島区へと移る。今度は「庚申塚」で下車。巣鴨の地蔵通り商店街最寄りの駅である。若かりし頃、いっとき”巣鴨のOL”(響きがじわるとみんなで爆笑)をしていた時期があるのでこのへんはなんだか懐かしい。

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休日だからということもあるかもしれないが、気のせいか巣鴨はいつのまにかおばあちゃんより若者が多くなっている印象。インバウンドのお客さまも多い。とげぬき地蔵で有名な高台寺もなかなかの混雑だった。「洗い観音」はディズニーランドばりの長蛇の列でなかなかお参りできそうになかったので本堂だけお参りすることに。
高台寺お参り後、商店街をひととおりひやかしたあとは、通りで見つけたいかにも「純喫茶」という風情の喫茶店で一服。淹れたての熱々コーヒーがおいしかった。
早いもので時はすでに夕方5時。楽しい時間はあっという間にすぎていく・・・。

 

東池袋四丁目(サンシャイン前)【サンシャインシティ

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旅もいよいよ終盤戦。最後は「東池袋四丁目(サンシャイン前)」で下車し、サンシャイン60の展望台で締めることに。サンシャイン60の展望台に来たのなんて何十年ぶりだろう。子どもの頃に観光で来て以来かもしれない。

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展望台というのは高い料金を払って上ってみる割には得てしてつまらないことが多いが、ここの展望台はどうやら一味違うよう。景色を眺めるだけでなく、VRなどのアトラクションがあったり、さまざまイベントが行われていたり、老いも若きも誰もが楽しめるような空間づくりに力を入れている印象を受けた。これまでの展望台のイメージを覆す新感覚の展望台のようだ。

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この日イベントスペースではマジックショーが催されていた。加齢とともに三半規管の衰えを感じる今日この頃、VR体験はさすがに体力的に無理っぽいので、我々ミドルエイジはこちらでのんびりマジシャンの妙技を堪能することに。GW中のキャンペーンだったらしく、夕方遅くに入ったら入場料も半額になりなんだか得した気分だった。


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というわけで、駆け足でめぐった都電旅。地味ながら意外と見どころが多く、なかなか盛りだくさんの旅になりました。と同時に、人混みでごった返す場所がある一方で、皆どこかへ消えてしまったかのようにひっそり静まり返る街、地図を片手に楽し気な観光客の傍らで、GWなんぞどこ吹く風とばかりに淡々といつもの日常を営む人々など、都電で訪ねた沿線沿いの街々に、未曽有の大型連休に悲喜こもごもだった今年のGWの世相の縮図も見たような気がいたしました・・・。
今回は時間の都合で終点の早稲田までたどり着けなかったのが心残り。また機会を見つけてでかけてみようと思います。