曲名がわからずしばしもやもやしたことがある曲集
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ごくごく私的なスッキリの歴史。振り返ってみたら意外とたくさんあったので思いきってブログに書き起こしてみたしだいです。
※最終更新日:2022年12月14日(記事内容見直しの上再アップしました)
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲
- 曲との遭遇:小学生の頃、クリスマス劇の発表会で天使の踊りをやらされたときの曲
- 曲名判明のきっかけ:たしかNHKの名曲アルバム
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo イタリアの作曲家ピエトロ・マスカーニによるオペラ。1890年初演。
原題「Cavalleria Rusticana(田舎の騎士道)」
Delilah(デライラ)/ トム・ジョーンズ
- 曲との遭遇:子供の頃に見た「新春かくし芸大会」で井上順がこの曲に合わせておもしろいことをやっていた。(パロディドラマの中の1シーンだったと思うがうろ覚え)
- 曲名判明のきっかけ:忘れた(たしか偶然)
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆
memo イギリスの歌手トム・ジョーンズ(Tom Jones)の1968年の楽曲。
Delilah(デライラ/デリラ)は旧約聖書に登場する悪女の名前。痴情のもつれから恋人を手にかけてしまう男が主人公の歌。
セギディーリャ ~歌劇「カルメン」より
- 曲との遭遇:高校生の頃、音楽の授業で見たオペラ「カルメン」にて。劇中数あるナンバーの中でももっともツボにはまる。
- 曲名判明のきっかけ:後年、YouTubeでカルメンを見まくり探す
- 判明したときスッキリ度:☆☆☆
memo ビゼー作曲のオペラ「カルメン」の中の一曲。原題「Seguedeille 」
カルメンがホセを誘惑する場面で歌われる。
映画「男と女」のメインテーマ
- 曲との遭遇:子供の頃、夜な夜な放映されていた夜のお店(バー)のローカルCMで
- 曲名判明のきっかけ:学生の頃いそいそ観に出かけた「男と女」のリバイバル上映で思いがけなく
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆(「あっ!『バーク〇〇ボ』っ!(一部伏字)」と思わず声をあげそうに)
memo 1966年のフランス映画「男と女」のメインテーマ。原題「un homme et une femme」 フランシス・レイ作曲。歌はピエール・バル―とニコル・クロワジーユ。
ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11 第1楽章
- 曲との遭遇:10年くらい前のサスペンスドラマ
- 曲名判明のきっかけ:YouTubeでいろんなピアノ協奏曲を聴きあさっているうちにたまたま
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆(ショパンが協奏曲も書いていたとは知らなんだ)
memo 1830年完成。ショパン青年期(ワルシャワ時代)における記念碑的作品といわれている。全3楽章。ショパン国際ピアノコンクールの本選課題曲としても知られる。(ピアノ協奏曲2曲のうち(第1番と第2番)いずれかを演奏することになっている。
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 作品24「春」
- 曲との遭遇:小学生の頃、学校きってのヴァイオリンの名手だった同級生のAちゃんが音楽の発表会でお師匠様と共演。華やかなメロディに魅了される。
- 曲名判明のきっかけ:たぶんNHKの名曲アルバム
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo ベートーヴェン30~31歳ごろの作品。その春を思わせるさわやかな曲調から、後に「スプリング・ソナタ」や「春」という愛称がつけられ親しまれてきた。
ジェッディン・デデン
- 曲との遭遇 :子供の頃、旅番組にて。エキゾチック音楽への目覚め。
- 曲名判明のきっかけ:忘れた
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo トルコの伝統的軍楽「メフテル」の楽曲。原題「Ceddin Deden」
19世紀末から20世紀前半のオスマン帝国時代に作られた曲とされる。作曲者については諸説ありはっきりしない。トルコ軍の勇猛さが歌われる。
邦題は「祖先も祖父も」
I Must Go! /トミー・ヤング
- 曲との遭遇:箱根駅伝のTV中継にて。毎年お正月の恒例行事のように年明けから「いったい誰の曲だ」とTVの前でモヤる熱烈な箱根駅伝ファンの弟につられ、大して関心のなかった私までがモヤる。
- 曲名判明のきっかけ:弟からの情報
- 判明したときのスッキリ度:☆☆
memo アメリカのソウル&ゴスペルシンガー、トミー・ヤング(Tommie Young)の楽曲。1987年から2008年(第63回~第83回)まで日本テレビ「箱根駅伝」のエンディングテーマ。もともとは1978年の米国ドラマ「A Woman Called Moses」の挿入歌として作られた曲で、作曲は米国の音楽プロデューサー、ヴァン・マッコイ。CD化はされていない。
悲しき願い / 尾藤イサオ
- 曲との遭遇:幼少のみぎりTVの歌番組にて。「だれのせいでもありゃしない みんなおいらがわるいのか」のフレーズと魅惑のハスキーボイスが小さな頭を離れなくなる。
- 曲名判明のきっかけ:懐かしの歌謡ショー的TV番組
- 判明したときのスッキリ度:☆☆
memo 1964年リリースの尾藤イサオのシングル曲。アニマルズのカバーで、原題は「Don't Let Me Be Misunderstood」
1978年に「尾藤いさお&ドーン」名義で再カバーした。
世迷い言 / 日吉ミミ
- 曲との遭遇:幼少のみぎりTVにて。「よのなかばかなのよ」のフレーズが子ども心に強烈な印象を残す。
- 曲名判明のきっかけ:ネットの世になってから「日吉ミミ よのなかばかなのよ」で検索
- 判明したときのスッキリ度:☆☆(てっきり「世の中ばかなのよ」という曲名の歌だとばかり思っていた)
memo 日吉ミミの1978年発表のシングル曲。同年放送のTBSドラマ「ムー一族」の劇中歌。作詞:阿久悠 作曲:中島みゆき(中島みゆきもセルフカバーしている。1979年アルバム「おかえりなさい」に収録)
水の影 / 松任谷由実
- 曲との遭遇:子供の頃放映されていた地元企業のイメージCMにて。木立の中の洋館や冬の湖の映像とともにこの曲が流れ、幻想的な雰囲気にすっかり魅了される。
- 曲名判明のきっかけ:CMの最後に出ていた「SONG(だったか MUSIC) BY YUMING」のテロップを手がかりに、後年、貸レコード屋(死語か)に通いつめてユーミンのアルバムをかたっぱしから聴きまくり
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆(昔は曲を探すのもほんと一苦労だったのでした)
memo 1980年リリースの松任谷由実のアルバム「時のないホテル」に収録。
AXIA~かなしいことり~ / 斉藤由貴
- 曲との遭遇: 誰かの鼻歌
- 曲名判明のきっかけ:友人に教えてもらった。
- 判明したときのスッキリ度: ☆☆☆
memo 1985年リリースの斉藤由貴のアルバム「AXIA」収録曲。
作詞・作曲/銀色夏生 「AXIA」カセットテープのCMイメージソング
オレンジバスケット / 二名敦子
- 曲との遭遇: キリンオレンジのCM
- 曲名判明のきっかけ:CMで流れていた歌詞をもとに曲名の見当をつけ、それらしい曲が入っているアルバムを探した。
- 判明したときのスッキリ度: ☆☆☆
memo 80年代に活躍したシンガーソングライター二名敦子の1986年リリースのシングル曲。キリンオレンジCMソング。アルバム「him」収録。
花の精 ーわたしのON AIRー / 沢田玉恵
- 曲との遭遇:80年代中頃の歌番組等で。初期の中森明菜っぽいかなりインパクトのある曲だったが、歌っていた人をあっという間に見かけなくなってしまったため、歌手・曲名ともに失念。
- 曲名判明のきっかけ:もっとも印象的なフレーズだった「子ども扱いがまんできないわ」でネット検索
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆(秀曲)
memo 沢田玉恵の1986年のデビュー曲。(デビューからわずか半年で芸能界を引退したため幻のアイドルといわれている)
作詞:松本隆 作曲:筒美京平 資生堂CM曲。一部のコンピレーションアルバムに収録があるもよう。
おはよう24時間 / 水谷良重
- 曲との遭遇:子どもの頃たまに見ていたドラマのオープニングテーマ。覚えていたこと(手がかり)→①ハスキーな女性が「おはようおはよう」と歌う。②曲中「おはよう」の他に「牛乳配達」「救急車(?)」「~するツバメ」等のワードが出てくる
- 曲名判明のきっかけ:クリス松村氏のブログ
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆(思いがけないところで見つかり思わず笑う)
memo 1982年放送のTBSドラマ「おはよう24時間」の同名主題歌。作詞:山田洋次 作曲:山下毅雄 編曲:前田憲男 歌:水谷良重(現・水谷八重子)
収録CD「早すぎた奇才 山下毅雄の全貌~未発掘編(※現在廃盤)」他
中古盤は軒並みプレミア付きとなっている。
星と夢のサンバ / NHKみんなのうた
- 曲との遭遇:子供の頃、NHK「みんなのうた」にて。覚えていたこと(手がかり)→①サーカスが歌ってた ②歌詞に星座の名前が出てくる ③曲調がおしゃれ
- 曲名判明のきっかけ:「NHKみんなのうた」のホームページ
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆(感涙)
memo 「NHKみんなのうた」で1983年に放送された曲。コーラスグループのサーカスが歌った。サーカス歌唱版の音源は、過去にLP盤のオムニバスアルバム(『NHKみんなのうた」大全集)に収録されたとする情報があるがすでに絶版。久石譲が編曲した別歌手によるカバーバージョンがある。(歌・池田典代、こおろぎ’73)
今でも船長と呼ばれている船長の夜 / NHKみんなのうた
- 曲との遭遇:小学生時、音楽の授業で習った曲。好きな歌だったが経年とともに肝心の曲名を忘れる。覚えていたこと(手がかり)→①世界の地名がいっぱい出てくる ②「船長」がなんちゃらかんちゃらというタイトル
- 曲名判明のきっかけ:「NHKみんなのうた」のホームページ
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo 「NHKみんなのうた」で1971年に放送された曲。オリジナル版の歌唱は菅原洋一。寝床に入るもなかなか眠りにつけない元?船長の男性が、眠気を誘うためのおまじないに羊を数えるようにして世界中の港のなまえ一つ一つ思い出してゆく・・・という内容の歌。
Ich Spür In Mir ~映画「マヅルカ(Mazurka)」主題歌 / ポーラ・ネグリ
- 曲との遭遇:ドラマ「傷だらけの天使」において、岸田今日子の登場シーンでいつもかかる(劇中蓄音機から流れている)おどろおどろしいシャンソンのような曲
- 曲名判明のきっかけ:ネットで探索
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆(「暗い日曜日」と混同していた)
memo ポーランド出身の女優ポーラ・ネグリ(Pola Negri)が歌った映画「マヅルカ」(ドイツ・1935)の主題歌。女優・岸田今日子がこの曲を気に入っていたことから、本人の提案で自身が出演する「傷だらけの天使」の劇中曲として使用することになったとの逸話がある。
バッハ シャコンヌ~「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番二短調BWV1004」より
- 曲との遭遇:サスペンスドラマ等で。複雑な生い立ちを持つ登場人物がよく奏でている印象。
- 曲名判明のきっかけ:勘だけをたよりにYouTubeにて
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo 1720年バッハ作曲。「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」の終曲にあたる。全5楽章から成る作品だが、この「シャコンヌ」だけでも演奏に15分もの時間を要する大曲で、バッハの最高傑作ともいわれている。
さよなら、ふるさとの家よ 歌劇「ワリ―」より
- 曲との遭遇:ベッキーが出てたメガネ店のCM
- 曲名判明のきっかけ:ネットで懸命に探索
- 判明したスッキリ度:☆☆☆☆(意外に探すのに時間がかかったので喜びもひとしお)
memo イタリアのオペラ作家アルフレード・カタラーニの作品。1892年初演。原題「La Wally」 2006年には日本映画「ハチミツとクローバー」でも挿入歌として使用された。
The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)/ トーケンズ
- 曲との遭遇:昔から折に触れてよく耳にする印象。
- 曲名判明のきっかけ:「欽ちゃんの仮想大賞」において、演目のBGMとして使われていたため、急ぎ音楽検索アプリに聴きとらす。
- 判明したときのスッキリ度:☆☆(便利な世の中になりました)
memo 元々は「Mbube」という1939年に書かれた古い曲。その後歌詞が書き換えられ、1961年にアメリカのボーカルグループ、トーケンズ(The Tokens)が「The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)」というタイトルでカバーしたものがヒットした。
Immigrant Song(移民の歌)/ レッド・ツェッペリン
- 曲との遭遇:以前からちょくちょく耳にするがそのたび耳に残る
- 曲名判明のきっかけ:忘れた
- 判明したときのスッキリ度:☆(なんかそんな気がしてた)
memo イギリスのロック・グループ、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の曲。1970年発売のアルバム「Led ZeppelinⅢ」に収録されている。
Give It Up / KC&ザ・サンシャイン・バンド
memo 米国・フロリダ出身のグループ KC&ザ・サンシャイン・バンド(KC&The Sunshine Band)の1983年の楽曲。
Reunited / ピーチズ・アンド・ハーブ
- 曲との遭遇:子どもの頃、街中で。耳なじみの良い美しいメロディラインに魅了される。
- 曲名判明のきっかけ:後年、今井美樹のアルバム(1988年のアルバム「fiesta」)を聴いたらカバーされていた。
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo 米国のR&Bボーカル・デュオ、ピーチズ・アンド・ハーブ(Peaches&Herb)の1979年の楽曲。邦題「恋の仲直り」
牛細切り肉と椎茸の炒め物~Cooking man ドラマ「熱烈的中華飯店」より
- 曲との遭遇:中華料理店の紹介VTRのときなどに頻繁にかかりそのたび気になる。
- 曲名判明のきっかけ:探索難航。最終的に半ばやけ気味に「ちゃーんちゃーんちゃちゃちゃーん、ちゃーんちゃーんちゃちゃちゃーん 中国」で検索してみたところ、拍子抜けするほどあっさり見つかる。
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆☆(曲が判明した喜びもさることながらこれがメイドインジャパンの曲だったことに驚く)
memo 2003年のフジテレビ系ドラマ「熱烈的中華飯店」のサントラ曲。大島ミチル作曲。 サントラ盤の音楽配信あり。
After hours / ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
- 曲との遭遇:NHKで放送していた深夜番組(ソリトン金の斧銀の斧)のエンディング曲
- 曲名判明のきっかけ:よく覚えてないが人に教えてもらった気がする。
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆(が、気がつけばいつも曲名を忘れている)
memo アメリカのロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground )の楽曲。1969年のアルバム「The Velvet Underground」に収録。
Hyper Beat ! / ハンス・ダルファー
- 曲との遭遇:キムタクが出てた車(トヨタRAV4)のCM。はじけるようなサックスが後々まで耳に残り。
- 曲名判明のきっかけ:ネットで探索
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆☆(意外にたどりつくのに時間がかかった)
memo オランダのテナー・サックス奏者、ハンス・ダルファー(Hans Dulfer:キャンディ・ダルファーの父)の1995年頃の楽曲。1996年発表のフルアルバム「DIG!」他に収録あり。
Someone Who Believes In You / ラッセル・ヒッチコック
- 曲との遭遇:実家にあったカセットテープ(曲名等一切の情報がない状態)に入っていたナゾの美曲
- 曲名判明のきっかけ:洋楽好きの友人に聴かせたところ「これたぶんエア・サプライの声だわ」との情報を得る。→友人からの情報をもとにエア・サプライのアルバムを片っ端から探すも見つからず。→すっかり諦めていた頃、たまたまレンタルしてきた「天使とデート」という映画を見てたらこの曲が流れてきた。
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆☆(狂喜乱舞)
memo オーストラリアのバンド「エア・サプライ」のリードボーカル、ラッセル・ヒッチコック(Russell Hitchcock)の楽曲。邦題は「虹に誓った恋」 1988年リリースのソロ・アルバム「Russell Hitchcock」に収録。(現在はエア・サプライの一部ベストアルバムにも収録あり)1987年の米国映画「天使とデート(Date with an Angel)」の挿入歌。作曲はキャロル・キング。セルフカバー版がある。
花の答え / 小川美潮
- 曲との遭遇:90年代中頃?に放送されていた住宅関連?のCMで小川美潮が歌っていた曲。
- 曲名判明のきっかけ:CMで流れていた一部歌詞(「花のようにのびやかに」)だけを頼りに小川美潮関連のアルバムを手持ちのものから未聴のものまで片っ端から聴いて探すも見つからず、探索を打ち切っていたが、先ごろこの曲を歌っているライブ映像を発見。
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆☆(やっぱりすごいのねYouTubeってのは)
memo シンガーソングライター小川美潮の楽曲。作詞・作曲/小川美潮 1995年、都市開発事業会社のCMソングに使用されていた。ステージでは歌われているようだがCD化はされていないもよう。
サティ グノシエンヌ第1番
- 曲との遭遇:怖い系のドラマ等で。ちょっぴり不気味な旋律が後をひく。
- 曲名判明のきっかけ:ネット検索
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo エリック・サティ作曲のピアノ曲。原題「Gnossiennes 1」。第1番から第6番まであり、第1番は1890年作曲。同年に作曲された第3番までがとりわけ有名で「3つのグノシエンヌ」という呼称で親しまれている。
サティ グノシエンヌ第3番
memo エリック・サティ作曲のピアノ曲。原題「Gnossiennes 3」
全6曲中の第3番にあたる。「グノシエンヌ」とは、ギリシア語に基づいたサティの作った造語とのこと。1890年作曲。
Puttin' on the Ritz / Miss Kookie
- 曲との遭遇:「マツコの知らない世界」
- 曲名判明のきっかけ:紆余曲折を経て最終的には音楽検索アプリだったと思う
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆☆☆(数年前まではなかなか情報がなく)
memo 欧州を拠点に活動するイギリス出身のシンガー(兼ダンサー、女優)Beverley Jane が、2010年、Miss Kookie(ミス・クッキー)名義でドイツでリリースした曲。原曲はアメリカの作曲家、アーヴィング・バーリンが書いた古い曲で、1930年公開の同名ミュージカル映画で使用された。邦題は「踊るリッツの夜」。他にもオランダ人歌手のTacoや、フレッド・アステアがカバーしたものがよく知られている。
Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)
- 曲との遭遇:90年代に深夜番組のエンディングテーマ
- 曲名判明のきっかけ:忘れた
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo ブラジル音楽のスタンダード。ブラジルを代表する作曲家アリ・バローゾ(Ary Barroso)が1939年に書いた曲で、ブラジルでは「第二の国歌」と呼ばれるほどたいへん有名な曲である。正式曲名は「Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)」だが、世界的には「ブラジル」や「サンバ・ブラジル」という曲名で広く知られている。
Left Alone / マル・ウォルドロン
- 曲との遭遇:角川映画「キャバレー」のCM。泣きのサックスが耳を離れず。
- 曲名判明のきっかけ:ネットで探索
- 判明したときのスッキリ度:☆☆☆
memo ジャズのスタンダードナンバー。最晩年のビリー・ホリデイが詞を書き、当時彼女の専属伴奏者を務めていたジャズピアニストのマル・ウォルドロン(Mal Waldron)が曲をつけた。程なくしてビリー・ホリデイが他界したため彼女自身の録音は残されていないが、その死の翌年、マル・ウォルドロンは同曲を収録した追悼アルバム「レフト・アローン」を発表。ビリーの歌のパートは代わりにアルトサックス奏者のジャッキー・マクリーンが演奏を務め、歴史に残る名演奏として語り継がれている
It's a Fine Day / ジェーン&バートン
memo イギリスの音楽グループ、ジェーン&バートン(Jane&Barton)の1983年の楽曲。メンバーのジェーンによる独唱。邦題は「平和な日々に」
1985年「クリネックス」のCMに使用された。