Jリーグ初観戦【横浜・ニッパツ三ッ沢球技場】
野球とサッカーどちらが好きかと問われれば、迷わず「やきゅう!」と答える私なのだが、先日、縁あってJリーグの試合を見に行くことに。
Jリーグが発足してから今年でもう25年とのことだが、考えてみたら生でプロサッカーの試合を見るのは初めて。遅いデビューとなりました。
というわけで、試合会場である神奈川県・横浜市のニッパツ三ッ沢球技場へ。
J2リーグの「横浜FC VS 大宮アルディージャ」の試合を観戦します。
三ッ沢公園の周辺はときどき車で通ることはあるのだが、中にこんなきれいなサッカー場があるとは知らなかった。芝の緑がまぶしい。
こちらの球技場は横浜FCの本拠地ということだが、今回はアウェイ側、大宮アルディージャ席に座って観戦。
売店などが立ち並びワイワイにぎやかなホーム側とはエライ違いの「なにもこんなに差をつけんでも」というぐらい疎外感にあふれたアウェイ側の入場口には正直驚いたが(これが "アウェイの洗礼” というやつなのかしら)、ひとたび中に足を踏み入れると、そんな入口のうら寂しさを忘れさせてくれるほど大宮サポーターの皆さまは熱く盛り上がっていた。
オレンジで染まるゴール裏席。ホームチームを凌駕するような熱量での応援が続く。
なんでもこの日の試合はJ1昇格に向け、なんとしても勝たねばならない試合なんだとか。それはそれは。通りすがりのような私だけれど、一所懸命応援しなくては!オレンジのTシャツも着せてもらったしな。
ゲームは後半に入ってまもなく大宮が先制!
得点に沸くスタンド。ところが・・・
後半30分過ぎ、ついに失点を許してしまい同点に。
その後、何度かチャンスらしき場面が続くもなかなか追加点が入らない。
1点が遠い・・・。
結局そのまま試合は動かず、1-1の引き分けで終了となった。
なんとなくさびしげな応援席。
がっくり肩を落とす選手もいたが、でもまだ昇格の希望がついえたわけではないとのこと。残り4試合、厳しい戦いになるそうだが、どうかがんばっていただきたい!
帰りはぶらぶら歩いて横浜の街へ。三ッ沢から20~30分ほどで横浜駅周辺に着く。坂が多いが散歩にはちょうどいい距離だ。
見上げればビルの壁にツツゴー。私はベイスターズのファン。
野球の試合にはたびたび足を運んでいるのだけど、サッカーにはサッカーのこれまた良さがあることを今回知った。なんといってもゴール裏席のほぼ90分立ちっぱなし&歌いっぱなしの応援にはほとほと脱帽。野球のように裏表がないんだものね。応援歌(チャント)もメロディアスなものが多く、いろんなチームのものを聴き比べてみたくなった。そして一番良いと思ったのが試合時間が決まっていること。次の行動に移りやすいもの!というわけで、さっそくこの日もまだ日の落ちきらない黄昏時のヨコハマの街へ飲みに繰り出したのであった・・・。
結論。野球でもサッカーでもスポーツを生で見るのは楽しい。良い経験になりました。