消灯時間です

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「カラマーゾフの兄弟(下)」ドストエフスキー

前の巻を読み終わってからしばらく間を空けてしまったが、数日前から再び読み始めてとりあえずなんとか最後まで読み切った。正直疲れた。脳天から湯気が出そう。とりあえず一二度読んだぐらいでは、いやおそらく何度読んだとしても、私のかぼちゃ頭では到底この小説のすべてを理解することはできまい。少なくともどんな物語なのかだけは把握することはできた(人に聞かれても大まかなあらすじだったら説明できる・・・たぶん・・・)ので、それだけでも今回の収穫とすることとしよう。宗教観や思想云々という話になるととても太刀打ちできないが、筋だけ追ってく分には思っていたよりはとっつきやすく、ミステリのようでおもしろい本だった。ロシア文学は長くて難しいと勝手に決めつけていたが(たしかにそのとおりだったが)食わず嫌いは損をする。
それにしてもロシア人のつくりだすものというのは、どうしてこうもバカすごいものが多いのだろう。文学にしても、音楽にしても、彼らがつくりだすものには、なにか独特の底知れないパワーとバイタリティーを秘めてるものが多い気がする。その源泉となるものはいったい何なのか?やはりあの壮大でつねに憂愁をたたえてるような風土に関係するのだろうか、それともウォッカか、はたまたキャビアピロシキか・・・。ごめんなさい。脳疲労です。
備忘録的に読んだ巻のまとめをずっと書いてきたのだが、今はちょっと気力がでない。最後の最後で息切れする私の悪いくせ。とりいそぎ今のところは読書記録のみつけておくことにしようと思う。

(#18「カラマーゾフの兄弟(下)」(ドストエフスキー)finish reading 2018/10/9 )